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記事一覧
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冷静に怒りを吐き出すには。
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連日報道されるウクライナ情勢、伏線回収が気になる朝ドラの行方、
すべてがこれからどうなるんだろうとヤキモキするところですが、
映画好きには驚きの事態となったニュース、アカデミー賞授賞式での
ウィル・スミス氏によるクリス・ロック氏へのビンタ事件ですね。
毎年この授賞式は楽しみにしていて、今回まだ全部は見ていませんが、
濱口竜介監督の「ドライブ・マイ・カー」が国際長編映画賞を受賞した
ことはとても嬉しかったです。本当に素晴らしい作品でした。
そしてウィル・スミスが主演男優賞を受賞した「ドリームプラン」も
観ましたが、彼の演技は本当に素晴らしかった。納得の受賞でした。
しかしそんな嬉しいニュースと式典は、あの事件のことでもちきりに。
誰が悪い、なぜこうなったとの憶測や、双方への批判が止まない中、
いかなる暴力も許されない。という意見が大多数を占め、
妻への侮辱に果敢に立ち向かった夫。という意見もあったりで、
一般的な視聴者の立場や価値観が表れた形となりました。
私は最初、ひょっとしてこれは演出?と思ったほどでした。
まさか本気で彼がビンタをして、あの禁止用語をまくし立てるとは
ちょっと想像がつかなかった。そしてもちろん、奥さんジェイダの
脱毛症という病気のことも、まったく知りませんでした。
そういえば、最近観た作品の中に彼女が出演していたのですが、
短髪でした。最初彼女だと気付かず、役作りだと思っていました。
報道でも、クリスはその事実を知らなかったとされています。
そしてウィルとクリスは、長年の友人関係であり、共演も多数、
このアカデミー賞の式典でも何度か、彼が夫妻をネタにジョークを
連発しています。今回のジョークは、彼のアドリブだったとも。
長年このアカデミー賞の授賞式では、こういった式典参加俳優を
映画のタイトルや役柄と絡めて、ややきつめのジョークでいじる、
という慣例があって、私も最初見た時には、え?と思ったものです。
多くは司会をコメディアンが担っていること、また授賞式の緊張
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マンネリ上等。
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NHKといえば、
年末の紅白歌合戦、大河ドラマ、朝ドラ、と話題に事欠かない気がしますが、
その紅白への批判や不満評が冷めやらぬ中、
人気ご長寿番組がまた一つ終わってしまいました。
リニューアルかと思いきや、本当に最終回。
突然の発表とあっけない幕切れに、やや呆気に取られてしまいました。
長年MCを務めてこられた師匠やベテランアナウンサーの、短い挨拶のみで終了。
もちろん今までのネタや資料はこれからも、様々なシーンで役立つことでしょう。
再放送もあるのかもしれません。でも。
それじゃあこれに代わる番組が、これからどこかで作られるのでしょうか。
その昔、民放番組が一斉に時代劇を終了したことがありました。
どの局も、どの曜日も、決まって時代劇を放送していた時代なので、
かなりの衝撃だったと思います。
それを楽しみにしていたお年寄りや、時代劇ファンはどう思ったでしょう。
ずいぶん思い切った改編をするものだと思いましたが、
それもこれも視聴率を鑑みてのこと。
制作側はもちろんお遊びで番組を作っているわけではありませんから、
常にそれを念頭に、日夜苦労をされているのだと思います。
だけど。
昭和のテレビっ子である私のような世代は、すごく寂しいのです。
昨今の改編。
若返りを狙って作られたバラエティー番組は、どれを見ても似たり寄ったり。
あぁ昔ならこの時間は
ドラマだった、歌番組だった、時代劇だった、クイズ番組だった、と
簡単に思い出せるほどの単純な構成と、またこれか〜と奇を衒わぬマンネリ感。
水戸黄門で、黄門様がたった一話で印籠を見せつけては悪を成敗する、
初めから終わりが見えているのにまた見てしまうのは、どうしてだったんでしょう。
ベストテンで、またこの曲が一位だと分かっているのに熱心に見てしまうあの頃。
同じ構成、同じ顔ぶれ、同じテーマ曲。
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あなたがいたから。
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先日テレビ番組で、料理家栗原はるみさんの半生を見ました。
タイトルは「寂しくても楽しく 夫と歩んだ料理人生」
はるみさんや息子さんのことはよくテレビで拝見しましたが、
夫の栗原玲児さんのことを今までまったく知りませんでした。
二年前にその最愛の夫を亡くし、独りになると、今もきまって
涙が出てしまうというはるみさん。
いつもテレビで拝見していた笑顔の裏に隠された苦悩や介護の
様子と、出逢いから結婚、料理家として羽ばたくまでの道のり
などがその時々のレシピにのせて、丁寧に取材されていました。
はるみさん本人も認めるほどの、なんてカッコいい旦那さま。
イケメン云々のことでなく、全てにおいて生き様がカッコいい。
歳の差もあり、はるみさんにとっては初恋の男性だったのかな。
そんな旦那さまの薦めで彼女は、料理家として自立したのです。
少し前に同じ局の番組で、家政婦として人気のタサン志麻さん
が紹介されていましたが、その時覚えた感動がまた再び訪れた
感覚になりました。なんて、素敵な、旦那さま!
「私の大事な旦那さま〜♪」という歌詞の古い歌が浮かびます。
近年は料理家平野レミさんの夫、和田誠さんも亡くなりました。
私は趣味が映画鑑賞なので、和田誠さんには馴染みが深いです。
どのご夫婦も、おしどり夫婦で仲良し。そして妻は、
夫や家族のために美味しい料理を次々と拵えて発表していく。
料理って、もちろん自分が美味しく食べたいから作るもの、
ではあるけれど、やはりみんなに喜んで食べて欲しいから、
食べてくれる人がいるから、作る甲斐があるというものだ、
と改めて考えさせられました。
そして、いつかはそんな伴侶ともお別れする日がやってくる。
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