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マンネリ上等。
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NHKといえば、
年末の紅白歌合戦、大河ドラマ、朝ドラ、と話題に事欠かない気がしますが、
その紅白への批判や不満評が冷めやらぬ中、
人気ご長寿番組がまた一つ終わってしまいました。
リニューアルかと思いきや、本当に最終回。
突然の発表とあっけない幕切れに、やや呆気に取られてしまいました。
長年MCを務めてこられた師匠やベテランアナウンサーの、短い挨拶のみで終了。
もちろん今までのネタや資料はこれからも、様々なシーンで役立つことでしょう。
再放送もあるのかもしれません。でも。
それじゃあこれに代わる番組が、これからどこかで作られるのでしょうか。
その昔、民放番組が一斉に時代劇を終了したことがありました。
どの局も、どの曜日も、決まって時代劇を放送していた時代なので、
かなりの衝撃だったと思います。
それを楽しみにしていたお年寄りや、時代劇ファンはどう思ったでしょう。
ずいぶん思い切った改編をするものだと思いましたが、
それもこれも視聴率を鑑みてのこと。
制作側はもちろんお遊びで番組を作っているわけではありませんから、
常にそれを念頭に、日夜苦労をされているのだと思います。
だけど。
昭和のテレビっ子である私のような世代は、すごく寂しいのです。
昨今の改編。
若返りを狙って作られたバラエティー番組は、どれを見ても似たり寄ったり。
あぁ昔ならこの時間は
ドラマだった、歌番組だった、時代劇だった、クイズ番組だった、と
簡単に思い出せるほどの単純な構成と、またこれか〜と奇を衒わぬマンネリ感。
水戸黄門で、黄門様がたった一話で印籠を見せつけては悪を成敗する、
初めから終わりが見えているのにまた見てしまうのは、どうしてだったんでしょう。
ベストテンで、またこの曲が一位だと分かっているのに熱心に見てしまうあの頃。
同じ構成、同じ顔ぶれ、同じテーマ曲。
思えば夕方のアニメも、日曜劇場も、マンネリ感に溢れていました。
それが必ずしも良いとは言いませんし、若い世代に面白くないのも分かりますが、
私はそれを続けることが、テレビにとって上等だと思うのです。
時代に合わせて社会に合わせてその風潮に迎合し、
どう見ても歌合戦にならなかった今回の紅白にしても、
あんなに面白かった衣装対決だの、演歌対決だの、何でこの人毎年出ているの?と
子供が不思議に思う大物歌手の存在感とか、訳の分からない安定感って素敵です。
そんなご長寿番組が変わってしまうことが、ただただ寂しい。
視聴率って、いい番組だからといって、必ずしも高くない。
いい映画が、なかなか興収を上げられないのと同じです。
人気と良作は別物。
それを纏め上げねばならないテレビ局の皆さんのご苦労は、もちろん承知の上で、
マンネリ上等じゃないかと、申し上げたい今日この頃です。
余談ですが、
有料配信されているドラマや映画の面白さには、ただ驚くばかり。
私は契約していないので、しばらく経って映画館やテレビ放送で見ています。
すごい才能ですね。素晴らしいと思うドラマも多い。
奇を衒わずとも誰もが理解でき、楽しめる番組が作れることを証明しています。
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きもち:悪い
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