好きな食べ物を二つ並べられて、どちらが好き?と聞かれたら、 私なら「両方とも大好き!」ってもちろん答えるでしょう(爆) 最近騒がれている既婚男性俳優の記者会見とは違う状況ですが、 この質問に対する「答え方」が話題になっていますね。 正直、上手く逃げたな、、、とは思いましたが、これは決して 上手くない。本人は素直に誠実に答えたつもりなのでしょうが、 こういった会見で「自分に正直に答える」ことはあり得ません。 彼の思惑がダダ洩れで、却って奥さんを傷つけてしまいました。 少なくとも私はそう思います。演技にもなってない状況でした。 質問をぶつけたリポーターもビックリしたこの回答、本来なら 正当な「妻」を答えるのが正解です(本意がどこにあろうとも) その後、やり玉に挙げられる「愛人」に於いては、申し訳ない とか、後悔してるとか、償いの言葉で締め括るのが一般的かと。 建前が記者会見、本音がプライベートの場で明かされることで あるべきだと悟って行動することが大人の男がとる行動のはず。 今回の彼の答え方は稚拙でした。批判されるのも致し方ないと。 しかし今回の不倫問題、思うに奥さんは彼のこんな悪癖を承知 のうえで結婚に踏み切ったのではないでしょうか。交際期間が 短かったとはいえ、おそらく彼の性格や嗜好や女性関係などを 見据えたうえで、自分が妻になればきっと大丈夫と思っていた。 立て続けにお子さんも生まれ、順風満帆とはいえ、育児や家事 をパーフェクトにこなすのは至難の業だっただろうと思います。 頑張ってる女性は素敵です。強い支えになるし勇気をもらえる。 だけど女性がパーフェクトであると稚拙な男性はどうでしょう。 今回の「答え方」同様、逃げ腰に転じるような気がするのです。 よく赤ちゃんが生まれると、子供が増える。って言いますよね。 旦那さんが赤ちゃん返りをするのです。かまってもらいたくて。 愛されたいのは皆同じ。もっと、もっと、癒されたくて甘える。 こんな時に育児だけでも大変な奥さんは疲れ果ててしまいます。 初めから夫婦そろって立派な親になれると思ったら大間違いで、 いろいろなことを学びながら協力し合ってその時期を乗り切る ことが必要だということが、歳を経ると分かってくるのですが… まぁ子供云々ではないかもしれませんが、責め合うことで結果 オーライになった事例はありません。夫婦なのだから足りない 部分には目をつぶったり、受け流したり、支え合ったりしつつ、 毎日の生活を楽しくする技術が必要です。相性のよい二人なら 一緒にいて苦痛とは思いませんよね。心地良いからいるのです。 だからその人を選んだ。だから家族になった。それが答えです。 もしもそうでないのだったら、お互いの道を考えるべきですね。